ゆぃの日記帳

日常を綴ります

陰キャによるマッチングアプリ奮闘記〜3週間編〜

おれは男子校出身陰キャ理系大学生のゆぃ。

大学3年生の冬に別れて何となくダラダラ過ごしていたら気付けばもう大学4年生...男子まみれの環境でバイトもせずに社畜以上に研究をやっているせいか、出会いと全く縁がなかった。

そんなある日、YouTubeを観ているといつも通りウザったいマッチングアプリの広告が流れてきた。そこでおれは「せっかく院試に合格して暇になったんだから、何か新しいことを始めてみよう!」と思い立ち、DLボタンを押した。

おれはこの時、制約をつけた。その制約は

①1ヶ月以内にやめる

(ダラダラ続けても無意味。メリハリはつけるべき。)

②課金は1ヶ月有料プランのみ

(①と同じ理由。別に、遊び目的で入れてるわけじゃないから。)

③メールはなるべく早く返す

(即レスとまではいかなくていいけど、早く返す事で相手に興味を持っているということを印象付けられる。)

④返答が毎回短い相手は切る

(単純に会話しにくい。女性サイドはメールが苦手でも、少しでもいいなと思った相手には会話ができるくらいの分量は返そうな!)

⑤大人数と同時にやりとりはしない

(これは特に大事な決定で、大人数とのやり取りは慣れてしまうとテンプレ化してしまって親身になりにくいからだ。)

⑥ターゲットは1人に絞る

(いい子を見つけたら新規を増やさずその子とのやり取りだけに集中する。別に遊び目的で登録したわけじゃないのでね笑)

である。いざ始めてみた。

 

ちなみにこれがおれの公開したステータスだ。

 

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年齢:21歳

体型:細め

身長:170cm(四捨五入(苦笑))

仕事:大学生(大学名や学部学科は出してない)

休日:土日

煙草:吸わない

お酒:時々飲む

 

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もちろん顔写真は公開だ。普段自撮りをしていない為、その場でパシャリした素っ気ないもの用いた(もう少しマシなものを使えばよかったorz)。ちなみに顔は平均程度(主観笑)。また、おれが住んでいるのはかなり田舎の都道府県で女性の母数がそもそも多くなかった。

あと、僕の性格も軽く述べておこうと思う。

おれはいわゆる“シャイ”な人間で、自分から一度もデートに誘うことや告白をしたことがない。でも彼女ができたらベタベタしたい!そんな根っからのゴミ性格and発想の人間だ。

おれは今回、このゴミ根性を払拭するために自分から行動をしていこうと心に決めてマッチングアプリに挑んだと言っても過言ではない。そう、自分を変えるための挑戦でもあったのだ....。

それでは、この3週間でおれがどの程度の成果を生み出せたのか述べようと思う。

 

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マッチング人数:34人(2週間で新規を増やすのやめた)

会話のキャッチボールが続いた人数:28人

LINE交換まで行けた人数:4人

出会えた人数:1人(デート3回目)

 

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結論、マッチはするが会話で終わることが多い(おれのやり方が悪いと思われる)。そして、仕掛けるなら早めが吉。会話を伸ばすと返信が帰ってこなくなるor返信スピードが落ちる事から他の男に傾いたと考えられる。つまり、程よく話したタイミングで誘うのがいいと思う。しかし、デフォで返信スピードの遅い子を誘う場合は早く仕掛けるとかえって逆効果になる可能性も否めない。

また、いいね待ちも賢い判断とは言えない。向こうはアプローチが多いため選ぶ立場にあることは確かだ。そのことを考慮すると待ちではイケメンや高スペじゃないと厳しい。

 

ちなみに、おれはもう初っ端にデートした子だったら仲良くなれそうと思ったので他の人と会うということは結局しなかった。会っていたらどんな感じだったのかなというのは多少気になりはする笑

 

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おれは大学院の関係で3月末には離れた場所へ引っ越す。今回3週間経験したものを踏まえて、引越し先でも頑張っていこうと思う。

あわよくば、今やり取りしてる子といい感じになれれば...と切に願う(笑)。

 

追記

付き合えました!笑

(2021/09/08 19:10:08)

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これを読んだモブ陰キャの同胞よ!自分から行動すれば君の人生は今日から変えれるかもしれない

 

(やるならサクラや業者がいない大型マッチングアプリをやるようにね笑)

 

 

ごめんな....不覚にも裏切った

こんにちは(」・ω・)

いやぁ....以前大学院院試失敗というタイトルでブログ書いたんですけどね....

なんと私、席順5位以内で受かっていたっぽいです(有機化学の基礎事項である鈴木カップリングに関する質問答えられなかったのに....)

何か不覚にも落ちる落ちる詐欺みたいになってしまい申し訳ない🙇‍♀️

勝因を振り返ると、私は教授陣からの問いに対して毎回笑顔で回答していたっていうのがあるかもしれないです。あと、鈴木カップリング以外の場所の合成経路については一応自分なりには説明できたからっていうのもあると思います。

一応点数開示ができるっぽいので大学での成績かそれとも面接で抜けたのか確認してみようと思います!

何となくで選んだだけなのに

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お久しぶりです ♪

 

国立大学薬学部有機研に所属しているB4のゆぃです!さて、今回私がブログに書こうと思った内容はズバリ研究室についてです!

 

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この時期は研究室配属とかで悩みますよね〜

特に薬学系の人は研究室が多分野にわたって存在するのですごく悩むかと思います><

因みに私は、「薬学部=有機化学」のイメージがあったので有機系研究室を志望しました(笑)

 

そんなウキウキした気持ちで私は某有機系研究室へ配属されました。そして、基礎実験が終わって指導教官から卒業研究のテーマが渡されました。

私のテーマは『全合成』でした!ボスには「全合成をやりたいです!」と事前に言っていたので希望が通って嬉しかったです✨

私はこの時、研究室配属における『教員ガチャ』『テーマガチャ』『同期ガチャ』全て当たったと確信していました!

 

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ーしかし、これが悪夢の始まりでしたー

 

私が全合成しようとしてる化合物は不安定な化合物群であって、合成例もあまり存在しませんでした。前々任者の人が安定化させるために置換基を導入した形でアナログ合成を行っていましたが、私は対応する骨格を構築することが出来れば同様の流れで全合成を達成できるのではないかと考え(実際は指導教官が考えています笑)実験を始めました。

前任者の人がある程度の段階までルートを確立してくれていたので、それに沿って実験を行っていたのですが...........なんと、再現性が全く取れないのです。この再現性を取るために、私は2ヶ月近くかけて実験条件を少し変更しながら合成を試みていました。

しかし、上手くいかないのです。

 

2ヶ月近く同じような実験をして、失敗して....無を精製しているせいで私の精神は徐々に磨り減って行きました。

この辺りから私と指導教官との間で溝が生まれはじめました。実験が上手くいかないのを全て私のせいにされ、嫌がらせとも取れる行為をしてくるようになりました。研究室という閉鎖的な空間で長い時間高圧的に詰められるーこれが私の精神を限界近くまで追い込みました。

私は研究者を目指すため、アカデミアへ進むために私は博士を目指していました。元々、我慢強い人間であったため多少の理不尽には耐えれる自信がありました。しかし、正直なところ今はもう学士でもいいので"研究"というものから離れたい、逃げたいと思うようになってきてしまいました。(就活をしていないので修士課程へは行かなきゃいけないんですけどね。ちなみに修士1年で公務員の希望するところに通った場合、研究すっぽかして就職する気です笑)

 

 

そして、一向に上手くいく気配を見せないまま失敗し続けていたある日の事。できてない旨を伝える憂鬱な実験報告を終えた時、指導教官から「研究室の夏休みに入る前までに再現性を取れなかったらテーマを変更しよう。」と言われました。

 

唖然としました。

この時期のテーマ変更はすなわち私の1年近くの努力を白紙に戻すという事を意味します。

 

それと同時に、私はこのまま学士も修士も取れないのではないかというそこはかとない不安が一気に襲いかかってきました。

 

「何となくおもしろそうだから」

 

こんな些細な気持ちで研究室を選んだばかりに。

 

 

こんな憂鬱な気分になっても明日は理不尽にもやってくる。そして、無駄に時間が過ぎ去って行く.....もういっその事、夜が明けなければいいのに。

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大学院入試〜面接で失敗〜

はじめてブログというものを書きます。

 

初めての話題としては重いのですが、今回はタイトル通り『大学院入試の面接での失敗について』語ります。

 

私は現在地方国立薬学部に所属しており、より海外との交流が深いアクティブな環境で研究をしたいと思い、外部院試を決意しました。受けた先は、某旧帝大薬学研究科の推薦入試です。

 

試験内容は主にTOEICと成績表による評価及び面接です。私はそこまで英語が得意ではなかったため、TOEICは700点前後でした。また、成績も所属している大学内では真ん中であるため特別高いわけではありませんでした。しかし、面接というコミュニケーションの場には自信がありました。

 

私は、想定される質問をいくつか予想して本番の面接に臨みました。本番の面接は試験監督が6人(おそらく関連分野の教授達)というかなり圧迫感のある環境でした。中央に座っている面接官がいくつか質問を投げかけ、私はそれに基づいて自己紹介や自分が現在行っている研究テーマについて答えました。面接官の反応も悪くなく、内心【これは受かった!】と確信しました。しかし、ここで悲劇が起こるのです。

1人の面接官がこんな問いを投げかけました。

「そこの官能基はどうやって導入するの?」

私は即座に「鈴木カップリングで導入しようと考えています。」と答えました。しかし.....どちらの官能基を有機ボロン酸にしようとしてたのかど忘れしてしまったのです!沈黙が流れました.....それと同時に、私の頭の中は白いペンキを溢したかのように真っ白になってしまいました。すると、その質問を投げかけた面接官が「もう大丈夫です。」と言い放ちました。

この瞬間、私は“不合格”を確信しました。何故なら鈴木カップリングは有機化学履修者なら誰でも知っているカップリング反応の基礎中の基礎だからです。すなわち、自己紹介で自分の名前を答えられないようなものです。

そこから先はもう何を話したか覚えていません。こころなしか、面接官から【こいつは鈴木カップリングすら答えられないやつだからもういいや】と思われている感じがひしひしと伝わってきました。そして、面接官が鐘を鳴らして「はい。もう帰っていいよ。」と言いました。私は絶望した表情のまま「ありがとうございました。失礼します。」と言って荷物を持ち、出て行きました。

 

面接が終わってすぐ大学を出て、暗い気持ちのまま近くの公園へ行って泣きました。(合成プランを詳細に説明できなかった自分が悪いんですけどね笑)。

 

帰りの新幹線では辛すぎて普段飲まない度数のかなり高いお酒を買ってストレートで飲みました。しかし、お酒を飲んでもこの辛い気持ちが癒えることはなく、面接の記憶が頭の中で反芻してより辛くなるだけでした。

(写真は新幹線の駅で飲んだ別のお酒🍻)f:id:pompom12:20210710003837p:image

 

皆さんも自分の実験テーマは隅々まで調べて何となくで放置せずに挑みましょう。

 

多分不合格だとは思いますが、結果発表の日にまたお会いしましょう。(*^^*)